
ANIMATE
色と形の反復が静止した絵の中に動きと生命感を生む展覧会 ANIMATE、入場無料
◆EXHIBITION STATEMENT
植物が伸びる。光が移り変わる。風が通り過ぎる。目に見えるものも見えないものも、まわりでは絶えず何かが動き、変化し続けている。
ANIMATE という言葉の語源をたどると、ラテン語の anima にたどりつく。息、生命、魂を意味する言葉だという。何かに息を吹き込むこと、それが動きはじめること、生命を与えること。それらはもともと、ひとつの言葉のなかにあった。
静止した絵の中で、色や形の配置、重なり、反復によって、画面の中に動きやリズムをつくり出すことに関心がある。見る位置や距離、その人の捉え方によって、形が動いて見えたり、別のものに見えてきたりする。
植物や鳥、星、光、風景など、身のまわりで目にしたものや記憶に残るイメージを出発点に、それらを色と形へと置き換えていく。具象的なものと抽象的なもののあいだを行き来しながら、静止した画面の中に時間や運動を生み出そうとしている。
本展の中心となる作品群には、ポスターを思わせる構成を取り入れている。本来、情報やメッセージを伝えるためのポスターに対して、ここでは特定の意味を提示するのではなく、色や形そのものが見る人に働きかける画面を試みた。
私にとって、つくることは、自分が世界から受け取った感覚に形を与えること、それを外へひらくことで、作品は自分の手を離れ、見る人それぞれの記憶や感覚と結びついていく。
ANIMATEは、静止した絵画の中に生まれる動きと生命感を探る展覧会である。
◆オープニングレセプション
⽇時:2026年11⽉7⽇(土) 16:00~19:00
会場:Tokyo International Gallery
※予約不要・⼊場無料

